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ガラスのハートだと眠れない?睡眠に不利な性格が判明してた

睡眠 性格

夜中に何度も目が覚めてしまい、満足に眠れないことはありませんか。

なかなか寝付けない原因として考えられるのは、寝る前にカフェインを摂ったり、お酒を飲んだりして睡眠の質を悪化させてしまうこと。しかし、これらをしていないのに夜中に目が覚める人もいますよね。そのような人は、もしかすると性格が原因かもしれません。

"PLoS One"に掲載されている論文では、性格が睡眠の質と関係していることを明かしています。

一体どんな人が眠りづらいのか、詳しく見ていきましょう。

ガラスのハートと怠惰な性格の人は睡眠に不利だった

性格と睡眠の関係について、カリフォルニア大学らが研究を行っています。436人の大学生を対象に調査を実施したところ、意外な結果が明らかになったのです。

調査に参加した学生らは睡眠の質や性格、クロノタイプについての質問項目に答えました。そして研究者が得られたデータを分析にかけたとのこと。

 

性格は、ビッグファイブで判断されました。ビッグファイブとは、協調性、開放性(好奇心が強いか)、神経症的傾向(ストレスや不安を感じやすいか)、誠実性(コツコツ頑張るのが苦手)、外向性の5つの性格特性です。

 

さて、研究の結果、2つの性格的傾向が睡眠と関係していたことが分かりました。

その2つが何かと言うと、神経症的傾向と誠実性です

 

神経症的傾向が高い人と誠実性の低い人は、睡眠に悪影響な生活を送り、睡眠の質は低く、眠気を感じやすかった、とのこと。

つまり、ストレスに負けやすいガラスのハートだったり、コツコツ努力するのが苦手だったりする人は睡眠下手になってしまうのです。

この性格に心当たりのある人は、メンタルトレーニングや誠実性を鍛える必要があるかもしれませんね。

 

眠れやすい性格も判明

先程の研究では、ストレスや不安を感じやすい人ほど睡眠の質が低いという結果が出ていましたよね。ということはメンタルが強そうな人、例えば楽観的な人はよく眠れているのでしょうか。

この疑問に関して、イリノイ大学らの研究者が詳しく調べてくれています。

 

今度は3548人を対象にした観察研究で、性格と睡眠の質を調べたそう。その後、得られたデータを比較したとのこと。

結果は次のようになりました。

  • 楽観的な性格と睡眠の質に相関あり
  • 楽観的な人は睡眠時間が6~9時間取れており、不眠症や日中に眠くなる症状が現れていなかった

未来を明るく考えている人は、睡眠の質が良かったのです。

 

研究者は今回の結果から、興味深いことを示唆しています。楽観的な性格はストレスへの対処が上手く、心配事や不安が減るために睡眠の質が上がる、というのです。

キーワードはストレスへの対処。楽観的でない人でも、メンタルさえ強くすれば睡眠の質が上る可能性があると言えるでしょう。といっても、それが難しいのですが...。

特にセルフコンパッションや瞑想、運動はメンタルに効果的なので、取り組んでみると良いかもしれません。

心の芯まで変わり、眠れるようになる認知行動療法

神経症的傾向が高くて誠実性が低い人は、性格を変えることで睡眠の質を上げられるはずです。しかし、性格を変えるには相当な努力と時間が必要になります。

そこで、手っ取り早く睡眠を改善できるための方法として使えるのが、認知行動療法

 

西オーストラリア大学で行われた研究では、認知行動療法によって不眠症を和らげれることが明かされました。

治療の効果で思考や考え方が良い方向に変化し、眠りに入りやすい心の状態になれたのです。

充分な睡眠を取れていない人は、認知行動療法を試してみるとその効果を実感できるでしょう。

 

認知行動療法については、こちらの本を見てみてください。

実践することで眠りへの導入が早くなり、夜中に目が覚めることも少なくなるはずです。

 

まとめ

満足に眠れないと、一日中頭が冴えなくて大変な思いをしますよね。

仕事でミスが続いたり、やる気が出なかったり...生産性が落ち込んでしまいます。

シャキッとした毎日を送るためには、自分の性格を見つめ直し、対策を取ることが大切です。

その方法として私達にできることは、認知行動療法や物事を前向きに捉える癖を付けるなど。

性格はなかなか変えられませんが、今できる小さなことを積み重ねて行けば、きっと眠れる日々を手に入れられるでしょう。

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