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シャイな子供からは特有な脳波が観察できるらしい【カナダ研究】

シャイ

シャイな人は子どもの時から口数が少なかったり、大人しかったりする。

著者もその一人であり、幼き頃は「もっとしゃべって」と辛い一言を言われたものだ。

人間がシャイになる原因には環境的要因や遺伝的要因があるが、新しい研究では脳波にまで特徴的な反応が出ることを明かしている。

大人しい子供は、脳の状態が活発な子供とは違うらしい。

新しい論文が”Journal of Abnormal Child Psychology”に掲載された。

 

マックマスター大学らが子供の脳波を測定した

今回研究を行ったのは、マックマスター大学らの研究者である。

彼らは、子どもたちが人見知り度を高めていく生物学的プロセスに興味を持ち、研究に踏み切ったそうだ。

 

実験に参加したのは、37人の子どもたちとその母親。6~8歳の間に計5回脳波を測定し、母親から子どもたちのシャイ度を報告してもらった。

 

シャイの原因?前頭部の脳波が非対称に

脳波を測定した結果、シャイな子どもたちは右側前頭部の脳波が左側よりも活発になっていることが判明した。

詳しい結果は、このようになっている。

  • 最初の測定では、シャイな子供たちは左側前頭部の脳波が活発であった
  • しかし、時間が経過すると、右の方が活発になっていた

 

右側前頭部の脳波が活発だと、恐怖の反応が大きかったり、回避的行動を取りやすかったりするそうだ。

今回の結果を受けて、研究者は脳の恐怖の処理が子供時代のシャイと関係しているかもしれない、などと話している。

 

私自身過去を思い返してみても、ビクビクしがちな少年時代を送っていたし、恐怖とシャイには繋がりがありそうだと思う。

恐怖の対策としては、運動や瞑想が効果的だからやってみるのもありかもしれない。もし、自分の子どもがシャイだったら、試して見る価値はあるだろう。

ただし、課題も多数あり

今回の研究はサンプル数が少なかったため、実験の質は高くない。

さらに、シャイ度の測定も子どもたちの母親から報告されたものであり、回答そのものにバイアスが掛かっていた可能性もある。

 

研究結果が自信を持って正しいと言うには、さらなる厳密なシャイ度の測定や大きなサンプルサイズが必要とされるだろう。

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