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【脳が休まらない】休憩中の携帯でパフォーマンスが低下する【米研究】

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休憩中にスマートフォンをいじっていませんか。

仕事のストレスを癒そうとして、SNSを見たりゲームで遊んだりすることがありますよね。気分転換ができたおかげで、休憩後の仕事も頑張れそうな気がしてくるものです。

しかし、実際には心が休まるどころか、むしろ消耗しています。

新しい研究では、休憩中に携帯をいじってしまうと、その後のパフォーマンスが低下することが分かりました。

論文は”Journal of Behavioral Addictions”に掲載されています。

休憩方法でパフォーマンスに差が出るか調べた

今回研究を行ったのは、ラトガーズ大学の研究者ら。414人の大学生を対象に、3つの休憩方法を使った実験を行っています。

 

はじめ、被験者らは頭を使う20問のワードパズルに取り組んだそうです。そしてタスクの途中で休憩を取るように指示されるのですが、その時4つの内1つの介入に割り当てられました。

  1. 携帯をいじりながら休憩
  2. パソコン〃
  3. 紙〃
  4. 休憩なし

どの休憩方法も、休憩中は同じ簡単な作業に取り組んだそうです。4に割り当てられた人には休みが一切与えられず、そのままワードパズルを解きました。

 

1~3の人は休憩が終わると、もう一度タスクに取り組んだとのことです。

さて、各介入ごとに被験者の心理状態やワードパズルの成績を比較すると、意外な結果が分かりました。

 

携帯を操作した人たちは2番目に成績が悪かった

実験の結果、携帯をを操作した人たちは2番目にワードパズルの成績が悪かった(最低は休憩なしだった)そうです。

他の2つの休憩方法に比べ、解くのに約19%時間がかかり、解けた問題数は約22%も少なかったとのこと。

 

また、最も精神的に疲労していたのも、携帯を操作した人たちでした。

因果関係は分かりませんが、携帯と心の疲れ、生産性とは何らかの関係がありそうです。

 

携帯には注意力・集中力を低下させる効果があるかも

なぜ、携帯を操作した人たちのみパフォーマンスが低下したのでしょうか。

論文の共著者であるTerri Kurtzbergさんは言います。

「他の休憩間に違いはないようだが、携帯に関しては注意の妨げを増やし、タスクに再び集中することを難しくしてしまうのかもしれない。」

 

さらに続けて、

「携帯にこの効果が現れたのは、ただ携帯を見るだけでメッセージのチェックや人と繋がること、新しい情報にアクセスすることを意識させてしまうためかもしれない。この点がコンピューターやラップトップを使用するのと違うところだ。」

とのこと。

 

過去の研究では、スマートフォンを見るだけでワーキングメモリが低下する、という結果も出ていました。携帯には、人間の注意力を低下させる何らかの要因があるのかもしれません。

仕事の休憩中、ついついスマートフォンをいじってしまう人は要注意です。タスクが捗らなくなり、そのせいで残業が増えてしまうかも。休憩中は瞑想などの頭を休められることをしたいですね。

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