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ナルシストは知能に自信がある割にクリティカルシンキングが下手なことが判明

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ナルシストは自分のことを知能が高いと思い込む傾向にあります。しかし、実際は思考力が乏しいことが判明しました。

ウォータールー大学の新しい研究では、ナルシストは意思決定や問題解決の際にクリティカルシンキングを使いづらいことが分かったそうです。

クリティカルシンキングとは、良い結果を得るために認知スキルや戦略を利用することです。仕事や勉強で成功するためには必至のスキルとも言えるでしょう。

論文が”Thinking & Reasoning”に掲載されています。

 

2タイプのナルシシズムの思考力を調べた

研究では、ナルシシズム(誇大と脆弱)と衝動性、リフレクティブシンキングの関係を調べています。

 

専門用語が続いたので、簡単に説明すると、

  • リフレクティブシンキング:クリティカルシンキングのプロセスの一部分。分析や判断をする時に行う思考である。例えば、自分が今何を知っていて、これから何を知るべきなのか、その両方の溝を埋めるには何をしたら良いのかを考えたりする。
  • 誇大ナルシシズム:自分を実際以上に大きく見せようとするタイプ。他社より優れていると思い込む、自己効力感が高い、といった特徴がある。
  • 脆弱ナルシシズム:自己防御的なタイプ。不安定で内向的、自己効力感が低いといった特徴がある。

こんな感じ。

つまり、今回はナルシスト2タイプがクリティカルシンキングを上手く使えているかを調べたということです。

 

ナルシストはクリティカルシンキングを上手く扱えていない

ウォータールー大学は複数の研究を行い、ナルシストと思考力の関係を明らかにしました。

内1つの研究では、アメリカから集められた100人を対象に調査をしています。

セルフリポートやテストを使い、被験者のリフレクティブシンキングやメタ認知、認知欲求、直感的な思考について測定したそうです。さらに、過度な自信が認知能力に与える影響も調べています。

 

その結果、

私たちは誇大と脆弱ナルシシズムがリフレクティブシンキングの特定のタイプとネガティブに関係していたことが分かった

と研究者は言います。

 

誇大ナルシストは自分の知能に過度な自信を持っていたそうです。また、脆弱ナルシストはリフレクティブシンキングを行う際、頭が混乱したりやり方が非効率的だったりしたことも分かっています。

 

ナルシストは、自分は平均以上に頭がいいと思い込む傾向があるものの、クリティカルシンキングを効率的に扱えていなかったのです。

 

仕事や学業で成功するには、IQと同じくらいクリティカルシンキングが必要です。そのため、ナルシストな人は、より分析的な思考を働かせるように心がけることが大切だと言えるでしょう。

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