超インドアブログ

好奇心を刺激する心理学ニュース、心理学まとめ、ライフスタイル系の情報を発信していきます

マインドフルネス メンタル

瞑想でネガティブな感情をコントロールできないわけ

meditation-emotions

1つの作業に集中している時は、余計な考えが浮かびません。

瞑想の効果も、集中と似ています。今ここへ意識を向けられるようになることで、ネガティブな思考や感情に惑わされなくなるのです。

しかし、中にはこんな勘違いをする人もいるようです。

「瞑想をしたらネガティブ感情をコントロールできるようになる」

「悩みがなくなる」

残念ながら、瞑想に感情をコントロールする効果はありません。

今回は、瞑想に関する勘違いを取り上げ、どうやって瞑想をすれば感情にうまく対処できるようになるのかをご紹介します。

この記事でお伝えしたことを実践することで、目の前のことを楽しめるようになるはずです。

 

瞑想でネガティブな感情はコントロールできない

瞑想をすれば、小さな怒りやちょっとした不安であれば軽減することができるでしょう。

しかし、大きなネガティブ感情をコントロールすることはできません。テスト前のドキドキも、プレゼン前の不安も消せないのです。

 

理由は、感情はコントロールしようとするほど、より大きな存在になって返ってくるから。多くの人は、不安を消そうと試みたことがあるでしょう。

しかし、大抵は失敗したのではないでしょうか。

むしろ、不安が消えないことに対してさらに不安になった経験があるはず。

ネガティブな感情は、原因そのものを対処できた時にはじめて解消されるのです。

 

これはどの小手先のテクニックにも当てはまる話。

瞑想をしても一時的に心が休まるだけで、そのうち元の感情にもどってしまうでしょう。

ただし、瞑想がメンタルを強くしてくれるのは明らか。感情をのコントロールよりもさらに大事な能力を鍛えてくれます。

 

マインドフルネスとは?

瞑想の役割は、マインドフルネスの感覚を養うことです。

これが、瞑想でメンタルが強化される理由だと言えます。

 

マインドフルネスの3つの要素

マインドフルネスとは、次の3つの要素で構成されている心理状態のこと。

  1. 今この瞬間に意識が向いている
  2. 心がオープンで好奇心が刺激されている
  3. 注意の柔軟性(注意を柔軟に切り替えられる)

イマイチ理解できない人のために、分かりやすい例も見ていきましょう。

 

マインドフルネスの例

例えば、食事中にマインドフルネスを発揮したとします。

口におかずを入れ、ゆっくりしっかりと味わっているところを想像してください。これが今この瞬間への集中です。

未来でも過去でもなく、現在の食事という状況に意識が向いていることを示します。

 

次に、食べている最中の味覚や舌触りを興味深く観察するのが、オープンな態度や好奇心に当たります。咀嚼した時に溢れ出す汁や、フルーツの酸味などをしっかりと味わうのです。

 

そして最後の注意の柔軟性。もし考え事が浮かんでも、すぐに食事に注意を向けられることがこれに当たります。「明日の学校嫌だな」と思ったとしたら、その考えに一旦注意を向け、再び食事の味に集中することができるでしょう。

 

この3つの要素を満たしているのがマインドフルネスなのです。

瞑想によってマインドフルネスが鍛えられれば、メンタルは以前よりも強化されるでしょう。

 

マインドフルになれると人生が充実する

瞑想でマインドフルネスが鍛えられると、ネガティブな感情が減り、人生が充実します。

心が感情や思考に流されないようになり、自分のしたいことに集中できるようになるからです。

 

例えば、運転中にマインドフルネスを発揮した場面を想像してみます。

あなたは交通渋滞に巻き込まれ、イライラしているという状況です。

 

その時マインドフルになると、イライラを気にしないまま何か楽しめるものに意識を向けられるように変化します。

好きなアーティストの曲を流して、渋滞中も心を喜ばせることができるのです。

 

このように、マインドフルネスには今この瞬間を充実させる効果があると言えるでしょう。

そのおかげで、ネガティブな感情が減ることもあり、感情をコントロールせずとも心をスッキリさせられるのです。

 

瞑想のやり方

呼吸瞑想やオープンモニタリング瞑想、ボディスキャンなど、瞑想法には様々な種類があります。

どの瞑想でも、ある程度マインドフルネスは鍛えられるでしょう。

しかし、それぞれ効果には違いがあるため、目的別に瞑想法を変えるのがベスト。

ネガティブな感情を減らしたい時、ポジティブな感情を減らしたい時で効果的な瞑想のやり方をご紹介します。

 

ネガティブな感情を減らすマインドフルネス瞑想

マインドフルネス瞑想は、臨床現場でもよく使われるほどメンタルを改善させられる効果があります。

過去の研究では、1回25分のマインドフルネス瞑想を3日やっただけで、ストレス耐性がアップしたとの報告がされているのです。

 

やり方は、思考や感情を一歩引いて眺めるだけです。

詳しいやり方はこちらの過去記事をご覧ください。

一日5分から初めて、最終的には30分ほど練習すると良いでしょう。

ポジティブな感情を増やす慈悲の瞑想

人の幸せを願うという瞑想法が慈悲の瞑想です。

ノースカロライナ大学の研究で、ポジティブな感情が増えるという効果が確認されています。

 

1日15~20分を7週間行えば、効果が現れるでしょう。

やり方は、家族や友人の幸せを願う言葉を頭の中で唱えます。

こちらも過去の記事を見てください。

 

より簡単な方法として、街中(どこでもOK)ですれ違う人の幸せを本気で願うというのもあります。

「この黄色の服の人が幸せでありますように」と唱えるだけで、幸福感が増すのです。

 

気に入ったほうを実践してみてください。

 

まとめ

瞑想ではネガティブな感情をコントロールできません。

しかし、瞑想でマインドフルネスが鍛えられれば、ネガティブが感情が減ることがあります。

今回ご紹介した2つの瞑想法に取り組めば、マインドフルネスが身につき、以前よりも人生が充実するはずです。

今日からさっそく、瞑想をはじめてみてはいかがでしょうか。

-マインドフルネス, メンタル

Copyright© 超インドアブログ , 2020 All Rights Reserved.