超インドアブログ

好奇心を刺激する心理学ニュース、心理学まとめ、ライフスタイル系の情報を発信していきます

マインドフルネス 心理学ニュース

瞑想経験者は共感力が高いことが判明【スペイン研究】

meditation-empathy

共感力と瞑想が関係していることが新たな研究で判明しました。

瞑想に取り組んでいる人やマインドフルな人は、感情を読み取る能力が高いとのことです。

論文が”Frontiers in Psychology”に掲載されました。

 

社会認知と瞑想の関係を調べた

論文を発表したジャウメ1世大学らの研究者は、次のようにいいます。

マインドフルネスと社会認知との関係はほとんど知られていない。

続けて、

この点について、何人かの著者は瞑想やマインドフルネスのスキルが社会認知を向上するのに役立つ可能性があると示唆している。この分野の研究はまだ少ないが、いくつかの研究でそのような問題へ取り組んでいる。

とのこと。で、今回の研究では社会認知と瞑想の関係を調べたそうです。

 

実験には60人が参加し、半分が1年以上瞑想を経験している人たち、そしてもう半分が瞑想未経験者でした。性別や年齢、民族性をマッチさせ、心理的な傾向について測定したようです。

 

瞑想経験者は社会認知が向上していた

実験の結果、瞑想経験者は未経験者よりも共感力が高いことが分かりました。

他にも、

  • 顔から感情を読み取る能力が高い
  • 発言から、本当の意図を推測する能力も高い
  • 人のネガティブな行動を、意図ではなく偶然起きたものだと判断する傾向にあった

ことが確認されています。

また、瞑想経験者はマインドフルネスの得点も高かったそうです。

 

研究者は、

教育学的な見方をすると、今回の結果が示すのは心の内側や外への体験の観察に集中するマインドフルネストレーニングが-内的な体験に無判断でいることと同じくらい-特定の社会認知を高めていたということである。

と言います。

つまり、瞑想体験によって共感にまつわる能力が高まったのかもということです。

 

ただし、研究デザイン的に因果関係までは明らかにされていません。そこだけはご注意を。あまり期待し過ぎない方が良いかも。

-マインドフルネス, 心理学ニュース

Copyright© 超インドアブログ , 2020 All Rights Reserved.