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衝動的な行動を減らす2つの思考法

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誘惑の多い現代において、衝動的な行動を抑えるのは簡単ではありません。

「気づいたらネットサーフィンをしていた」「ダイエット中なのに甘いお菓子に手を出してしまった」といった後悔をしたことがあるはずです。

なぜ、私たちはネガティブな結果になることが分かっているのに、誘惑に負けてしまうのでしょうか。

新しい研究では、衝動的な行動を減らす思考法が明らかになりました。

誘惑に弱い人は必見です。

論文が”Personality and Individual Differences”に掲載されました。

衝動的な行動を抑える鍵は思考法にあり

今回研究を行ったのは、テキサスA&M大学の研究者たち。そこで明らかになったのが、反事実的思考が衝動的な行動の抑制と関係していることでした。

 

反事実的思考というのは、過去について事実とは別の結果やプロセスを考える思考法です。「もし~だったら...」と思考することですね。

例えば、大学の試験で失敗した時に「あの時もっと勉強していれば、合格できたのに」といった感じ。

 

研究では、反事実的思考の中でも特に2つのやり方が衝動に効果的なことが分かったようです。

 

衝動に強くなる思考法を探った

実験に参加した被験者はまず、衝動性を測定するためのタスクに取り組みました。タスクの内容は、次の2つの選択肢から1つを選ぶというもの。

今すぐに少ない金額をもらうか、時間は掛かるものの大きな額をもらうかです。

長期的なメリットが得られるのは時間がかかる方という設定なので、少ない額を選ぶと衝動性が高いと判断されます。他にも、自身の衝動性についての質問にも答えました。

 

また、被験者は反事実的思考を刺激する交通事故のシナリオを読み、その時の状況に対して自分の考えを紙に書き出しました。この考えを、研究者らは4つのタイプに分類して衝動性との関係を分析しています。

  1. 状況から1つの要素を除く(例.ビールを飲みすぎなかったら、二日酔いに苦しまなかったのに)
  2. 代替案を加える(ビールの代わりにジュースを飲んでいたら...)
  3. 良い状況を考える(もし二日酔いになっていなかったら,,,
  4. 悪い状況を考える(二日酔いでしかもアルコール中毒になってたら...)

 

結果、代替案+良い状況が最高だった

実験の結果、反事実的思考をリストアップした数が少なかった人は、より衝動に弱いことが分かりました。さらに、「代替案を加える、良い状況を考える」カテゴリーに当てはまる考えを多く書いていた人は、衝動に強いことも確認されたようです。

 

つまり、「動画を見る代わりに勉強していたら」や「テストで合格していたら今頃...」と思考するのが衝動的な行動を回避するのに効果的だということです。

 

今回の結果を実際に利用するとしたら、次のような質問を自分にしてみましょう。

「良い結果にするために、何をすればよかったのか」

「それをしたら、どう状況が変わるだろうか」

反事実的思考を使って、衝動に負けない一日を過ごしてみてください。

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