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ポジじティブな感情を抑えられない人にはこんなデメリットがあるかも

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授業中、生徒の騒がしさに怒りが爆発した先生。教室が静まり返り、ただならぬ雰囲気に包まれている。

しかし、なぜだろうか。小さな声すら出せない状況なのに、私は急に笑いがこみ上げてきた。

必死に抑えようとするも、その試み虚しく、ついに笑い声を上げてしまった。

 

このように、ポジティブな感情を制御するのが苦手な人がいます。興奮が止められなかったり、元気が溢れ過ぎたりするのです。

新しい研究では、ポジティブな感情を抑えられないことがネガティブな結果と関係していることが分かりました。

メンタル面や体調に変化が現れるかもしれないようです。

論文が”Journal of Personality Assessment”に掲載されました。

 

ポジティブな感情を抑えられる人ほどメンタルが強く、自己管理もできていた

今回研究を行ったのは、トロント大学の研究者らです。

実験では、感情制御に関する尺度を新たに作成。質問項目の妥当性を検討した後、483人の被験者を対象にその尺度を使って調査をしました。

 

調査では、次のような質問をしています。

「過度な興奮を抑えられるか?」

「元気が溢れすぎないようにしているか?」

当てはまらないほど、ポジティブな感情を抑えるのが苦手ということになるでしょう。

 

調査の結果、ポジティブな感情を抑えられることがアタッチメントスタイルの不安の低さやレジリエンスの高さ、入院頻度の少なさと関係していることが分かりました。

笑いを堪えれなかったりする人は、ストレスからの回復が遅かったり、健康を損なう行動を取りやすかったりするかもしれません。

 

因果関係は不明

ポジティブな感情を制御するのが苦手な人は、リスクのある行動を取りやすいのかもしれない、と研究者は言っています。

例えば、お酒を飲みすぎてアルコール中毒に陥ったりしてしまうということです。

 

これまでの研究では、ポジティブな感情を増やす方法や、ネガティブな感情の減らし方などが注目されていました。しかし、今回、ポジティブな感情を抑えることもメンタルや人間関係、体調管理に大切である可能性が示されたのです。

 

ただ、今回の実験方法にはいくつかの限界もあり、因果関係があるとは言えません。

ポジティブな感情を抑えれないから入院をしやすいのか、それとも入院するような行動が影響してポジティブな感情を抑えれなくなっているのか分からないとのことです。

 

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