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犬と一緒に居るだけで子供の読書へのモチベーションが上がった【カナダ研究】

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幼い頃から本を読んでいれば、物事を深く考える癖が付きます。

しかし、子供が興味を示すのは、読書よりおもちゃです。無理やり本を読ませても、抵抗されてしまうでしょう。

そんな中、新しい研究では斬新な方法を使って子どもたちの読書へのモチベーションを上げています。

それも、犬を近くに居させることで、読書時間が長くなったそうです。

論文が”Anthrozoös”に掲載されています。

 

犬の存在によって読書へのモチベーションが上がった

ブリティッシュコロンビア大学とブロック大学の研究では、犬の存在が子供の読書に与える影響について調べています。

研究者は、

私たちの研究では、子供が犬と一緒にいる時、ほどほどに難しい文章を長く粘り強く読もうとするかに焦点を当てました。

と言います。

 

実験では、小学校1~3年生の17人を対象に、犬がいる時といない時で読書の進み方に差が出るか検証しました。

検証に先立ち、まずは子供たちのリーディングスキルを測定。そのレベルに合わせて、読んでもらう本のレベルを専門家が厳選しました。

それから実験として、犬の世話人と犬が部屋の中にいる場合、いない場合に分けて、声に出して本を読ませています。

1ページ目を読み終えると、世話人が「もう1ページ読む?それとも終わる?」と聞いたそうです。

 

すると、犬の存在によって、答え方に違いが現れました。

犬の年齢や品種に関係なく、犬と一緒にいた子供の方が、長時間粘り強く本を読んでいたことが分かったのです。

さらに、子どもたちは本に対する興味が強く、読書に自信を感じていたと報告しました。

 

理由はわからず

しかし、なぜ犬の存在によって読書へのモチベーションが上がったのでしょうか。

研究ではその理由は明らかにされていませんが、恐らく犬が子供の本読みを穏やかに聞いてくれたことが影響したのでしょう。

 

今回の実験では、じっくり話を聞いてくれるセラピードックが参加していました。

子どもたちは、犬の反応をポジティブに解釈し、本を読むことに自信が付いたのだと考えられます。

 

だとすれば、セラピードックでなくても穏やかな犬が近くにいれば、子どもたちの読書は捗るのかもしれません。

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