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スマホやPCでのコミュニケーションが好きな人は感情制御に問題があるかも

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人とコミュニケーションを取るために、スマホやパソコンで連絡をすることがありますよね。

上司に仕事のメールをしたり、友人に近況報告したりするはずです。このように、連絡の手段として電子機器を使うのには何の問題もないでしょう。

しかし、普段のコミュニケーションがデジタルを通したものばかりになってしまうと、心に悪影響が生じるかもしれません。

ニューヨーク大学の新しい研究によると、対面よりもデジタル機器を使ったコミュニケーションを好む人は、感情の制御が上手くできない傾向にあることが分かりました。

対面が好きな人よりもストレスを抱えやすかったり、感情表現が苦手だったりするということです。

論文が”Psychological Reports.”に掲載されました。

 

デジタルでのコミュニケーションは感情に影響するのか?

ニューヨーク大学の研究では、123人の大人を対象にコミュニケーションに関する調査を行っています。

質問として、次のようなことを聞いたそうです。

  • デジタル(電子機器)を使ったコミュニケーションの頻度や好ましさ
  • 感情制御(効果的に感情に対処するという意味、例えばストレスが溜まったら運動して発散する)
  • うつや不安
  • 性格

また、人の表情を見分けるテストも行いました。スクリーンに口や目が大きく開いている顔写真が表示されたら、「驚きの表情だ」と当てるようなテストです。

 

結果、感情にうまく対処できていなかった

被験者から得られたデータを分析した結果、対面よりデジタルでのコミュニケーションを好む人たちは、感情制御に難がありました

つまり簡単に言ってしまえば、ネガティブな気分を解消しづらかったり、嬉しいことを人に報告したりするのが苦手だということです。

 

さらに、テクノロジーでのコミュニケーションを好む人たちは表情に敏感なことも確認されました。

なぜかは分かりませんが、対面が好きな人達よりも表情を正確に、しかも素早く判断できたのです。

 

ぼーっとSNSを見ていても、感情に問題が生じるかも

ニューヨーク大学の研究者は、もう一つ実験を行っています。

今度は27人の被験者に自身のフェイスブックを15分閲覧してもらい、その時の操作の仕方で2つのカテゴリーへと分けました。

  1. アクティブ(友人にメッセージを送る)
  2. パッシブ(ぼーっと眺める)

 

このカテゴリーと様々な質問項目との関連性を調べたところ、アクティブにフェイスブックを操作した人たちは、より精神的に安定していたことが分かりました。

一方、ただ眺めていた人たちは感情制御に問題があったとのことです。

親しい人と繋がるためのコミュニケーションは、デジタルであろうとなかろうとポジティブな影響があるのかもしれませんね。

 

今回の結果から、スマホやパソコンを通したコミュニケーションを好むことが、感情制御の問題や表情の認知と関係していることが分かります。

ただ、因果関係については明らかになっておらず、必ずしもSNS=感情に問題が起きるとは限りません。

何となくネガティブになりやすいと言う人は、デジタルデトックスをしてみるのも良いでしょう。感情が上手く扱えるようになるかもしれません。

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