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人の有能さは服の値段から評価されやすいことが判明。それも数ミリ秒内で

2019年12月11日

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「第一印象が大事」

面接対策本などでさんざん言われ尽くされた言葉ですが、自分の優秀さをアピールする時に特に重要なのは服の値段です。

雑誌”Nature Human Behaviour”に掲載されたプリンストン大学の論文によると、服の値段によって人の有能さがある程度判断されてしまうことが分かりました。また、その判定はミリ秒単位で行われるそうです。

 

高い服を着ている人は有能と評価される

研究では9つの実験が行われ、異なる服装の何人かの顔写真を被験者に見せた後、その人の有能さを評価させています。

写真の人物が着ていたのは、Tシャツやセーターなど。この服が高価だった時、被験者はその人の有能さを高く、貧相だった時には有能でないと評価していたとのことです。

 

今回の研究に参加した心理学の博士研究員”DongWong Oh”氏は次のように言います。

他のラボ研究では、人々が他の人がリッチかプアーな見た目をしているかに敏感であると示されています。私たちの研究はというと、人々が他人の重要な特徴、例えば有能さなどを判断する時にこれらの手がかりに影響されやすくなり、不可能でないにしてもその影響を無視できなくなることが分かりました。

 

どんな実験が行われたか?

まず、研究者らは実験で使用する写真が適当であるか判定するため、写っている人たちの服の印象を評価者に尋ねました。

高すぎる、低すぎると判断された服はほとんどなく、次の実験で使用されることになりました。

 

被験者らは、上半身の服と顔の写真を見た後、研究者にその人がどれくらい有能であるか(0~9で)直感で答えるように言われたそうです。イメージが提示された時間は被験者ごとに変えており、130ミリ秒~1秒まで幅がありました。

しかし、どの秒数でも写真の印象は変わらなかったとのことです。

 

他にも、いくつもの実験が行われています。

1つはスーツとカジュアルな服を比較し、他には被験者に服装と有能さは関係ないと伝えましたが、結果は一貫していました。

カジュアルでもフォーマルでも、短い時間だけ提示されたとしても、服の値段によって有能さの評価に差が出たのです。

 

就職面接のような皆がスーツを身につける状況では、このバイアスは確認されづらいでしょう。しかし、自分の能力を判断される状況下で、服の指定がない場合は注意が必要です。安い服を着ていくと、優秀でないと評価されるかもしれません。

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