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たった10分間の瞑想でも、言語学習の効率が上がる【米研究】

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短い時間の瞑想でも、言語学習の効率を上げられることが新たな研究で分かりました。

第二言語を習得したい人は、勉強前に瞑想をすれば、素早く単語を記憶できるかもしれません。

論文が"Memory & Cognition"に掲載されています。

 

マインドフルネスで言語学習が捗る?

マインドフルネス研究の多くは、瞑想と認知能力の関係に注目しており、言語学習との関連はほとんど調べられてきませんでした。

そこで、ボール州立大学の研究者らが新たに実験を行っています。

 

研究者は言います。

音韻ループのリソースを割く思考に対して、マインドフルネスが効果的に働くことから、マインドフルネスで新たな言語の学習を向上させるのではないかと私たちは推測しました。

おそらく、記憶のエンコーディングプロセスを通して、情報が吸収されやすくなるはずです。

もう少し簡単に言うと、マインドフルネスによって学習に不要な思考が抑えられ、頭に情報が入ってきやすくなると推測したのです。

 

マインドフルネスで短期的に言語学習の効率が上がった

実験では142人の大学生が集められ、ランダムに2グループに分けて介入を行っています。

1つ目のグループは10分間の瞑想オーディオを聴き、もう1つのグループは10分間の田舎を説明したオーディオを聴きました。

それから、4つの神経心理学的検査を行っています。

  1. the Rey Auditory-Verbal Learning Test
  2. the Controlled Oral Word Association Test
  3. the Trail Making Test
  4. the Color-Word Interference Test

すると、マインドフルネスグループは、言語学習と記憶のエンコーディングが向上していたことが分かりました。

マインドフルネスに取り組んだ人たちは田舎の説明を聞いたグループに比べて、新しく学習した単語を覚えやすかったのです。

しかし、その効果が確認できたのは短い時間のみ。記憶の長期保存には、両グループとも差がつきませんでした。

 

勉強前のマインドフルネスで成績がアップするかも

今回の結果を受け、研究者は次のように言います。

マインドフルネスには、勉強効率を上げられる可能性があります。それも、記憶の保持や仕事で大切な情報を最大限に活用すること、人の名前・体験談の共有といったシンプルな記憶の保存にでさえ役立つでしょう。

基本的に、マインドフルネスは学習や記憶を向上させ、非常に多くの方法で生活を良くしてくれるのです。

とはいえ、マインドフルネスの効果がどれだけ持続するかは分かっていないようです。

他にも、今回の研究は瞑想初心者が対象だったため、瞑想経験者にも同じ利益が得られるのかは不明。

兎にも角にも、勉強の前に瞑想をしておけば何かしらのメリットは得られるでしょう。学習した内容が記憶されやすくなり、テストの成績が上がるかもしれません。

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